個人年金保険
日本の年金制度は3段階になっており、「国民年金」「厚生年金」「個人年金保険等」があります。
老後にゆとりある暮らしを送るためには、国民年金・厚生年金だけでは足りないことも。
自分で自分の老後に備えることができる保険です。
国民年金との違いは?
国民年金は、加入・納付が国によって義務付けられており、また将来受け取れる年金額も決められています。
一方個人年金保険は任意加入で、保険商品によって保険料や年金額などが異なり、自分にあった年金を準備することができます。
また、年金がもらえる65歳になるまでの「つなぎ」として運用するケースもあります。
個人年金保険の種類
個人年金保険には、「確定年金」「有期年金」「終身年金」の3種類があります。
確定年金・有期年金は、共に年金が受け取れる期間が10年や15年など固定されています。
中でも確定年金は、万が一受け取り期間中に被保険者が死亡した場合でも、遺族が残りの年金を受け取ることができます。
終身年金は、被保険者が生存中ずっと年金を受け取れるもので、死亡した時点で年金は打ち切られます。
個人年金保険のメリット
個人での貯蓄と違い、個人年金保険には保険料控除の節税効果があります。
保険料の支払期間が10年以上であることや年金受け取り開始が60歳以降であること等の条件はありますが、上手に活用すれば節税をしながら自分の年金を着実に準備することができます。