『あなたは目的別にお金を貯める事ができてますか?』
こんにちわ!
所沢は雨も上がり、きれいに晴れ間も見えております。
ただ、地域によっては昨日からの雨で土砂災害の危険もありますからお気を付けください。
現在、日本の総人口に占める65歳以上人口の割合は約26%です。日本は世界で最も高齢者の割合が高い国です。諸外国と比較しても、日本は世界のどの国もこれまで経験したことのない高齢社会を迎えており、20代からコツコツお金を貯めていく習慣を身に付けることは重要です。
20代から今後の人生計画を考えるとき、大きなお金を必要とするライフイベントへの準備が大切になります。
一般的に教育、住宅、老後の3つにかかる資金を人生の3大資金と呼び、これらのライフイベントに対しては、時間をかけて少しずつ貯めていくことが重要であると言われています。
1. 教育資金
教育資金の準備は、教育方針を夫婦で話し合うことから始まります。教育方針で夫婦の足並みが揃えばこの資金は「かかるお金」から、計画的に「かけるお金」になります。
貯めるポイントは給与天引き等で強制的に貯められる仕組みをつくること。そして一日でも早く貯め始めること。長くコツコツと時間をかけて貯めていく事です。
2. 住宅資金
住宅資金の準備は購入時期を考えて、自己資金を貯めることから始まります。
住宅購入には住宅購入費の他に諸費用が必要になります。一般的にこの諸費用は物件価格の3割以上を目安に準備します。また、購入後も、ローン返済・固定資産税・都市計画税・マンションの場合、管理費・修繕用の積立など様々な費用がかかります。
住宅資金を貯めるときは定期預金等安全性の高い金融商品で貯めていくことが最適です。しかし購入時期が5年以上先という場合は財形住宅貯蓄を使うことも有効です。勤務先に財形制度がある方は検討してみてください。
3. 老後資金
老後資金はいつまで必要になるかが分からないため、余裕を持って準備する必要があります。20代にとって「老後はまだまだ先」というイメージかもしれませんが、この老後までの長い時間がお金を貯めるための強い味方になります。
また一般的に様々な出費の多い30代・40代を考えると、20代は未来のお金を貯め始めるチャンスの時期と言えます。
20代から老後資金の準備に取り掛かる場合は、財形年金貯蓄・確定拠出年金・個人年金などの選択肢があります。
またリスクを伴いますが株や投資信託等で資産運用することも考えられます。それぞれの商品には加入条件・解約時の制約等様々なメリット・デメリットがあるので検討することが必要です。